琴奨菊V観戦の父の手に亡き祖父の写真 [スポーツ]
<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館
大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が豪栄道を突き落として、14勝1敗で悲願の初優勝を果たした。
06年初場所の栃東以来10年ぶりの日本出身力士の優勝となる。
地元福岡から駆けつけた琴奨菊の両親は、息子の勇姿を目に焼き付けた。
父一典さん(60)は、08年に他界した祖父一男さん(享年76)の写真を手に祈るように見守り「見ていられませんでした。
場内の歓声で分かった」。
優勝が決まると天を仰ぎ「おやじあっての今。喜んでいると思う」と声を震わせた。
祖父は自宅の庭に土俵を作るなど、琴奨菊に一から相撲を教えた恩師。
琴奨菊は「最高の恩返しができたと思う」と感謝した。
母美恵子さん(61)は、少年時代の息子の姿が今でも目に浮かぶよう。
「いつの間にか少年が青年になった。月日がたつのは早かった」。
菊次家の自慢が、また1つ増えた。
大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が豪栄道を突き落として、14勝1敗で悲願の初優勝を果たした。
06年初場所の栃東以来10年ぶりの日本出身力士の優勝となる。
地元福岡から駆けつけた琴奨菊の両親は、息子の勇姿を目に焼き付けた。
父一典さん(60)は、08年に他界した祖父一男さん(享年76)の写真を手に祈るように見守り「見ていられませんでした。
場内の歓声で分かった」。
優勝が決まると天を仰ぎ「おやじあっての今。喜んでいると思う」と声を震わせた。
祖父は自宅の庭に土俵を作るなど、琴奨菊に一から相撲を教えた恩師。
琴奨菊は「最高の恩返しができたと思う」と感謝した。
母美恵子さん(61)は、少年時代の息子の姿が今でも目に浮かぶよう。
「いつの間にか少年が青年になった。月日がたつのは早かった」。
菊次家の自慢が、また1つ増えた。
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